酒井ヒロキ
開場時の和やかな空気感を作り上げたのはこの人、酒井ヒロキ。 "掴みは大切"というが、クセのある・クセになるMCと彼の独特のキャラクターですぐに客席の心を掴みあげた。 「ミナミの街に捧げます」と歌った『Down to the South』では手拍子も起こり、曲間中お客さんに「騒いで!」と煽りうまくテンションを上げる。 「Dreamer's Song」では「せっかくだから俺たち夢を見よう」という歌詞を合唱。開場数十分でこの一体感。いいぞいいぞ。 彼のペースと服部緑地とのペースが非常にマッチしているように感じた。ええ感じやなあぁ。

「ROAD TO ROKKO SUN」のWeolome musicという大役を果たしてくれた酒井ヒロキ。 ほのぼのとした温かい空気感と一体感が出来上がったのは彼だからこそですね。
<text by:yukkie>
    

一二三
手作りのアクセサリーを髪に飾り、爽やかな風が吹く中、昨年に引き続き出演をしてくれたのは一二三。

一言、一言優しく語りかける様に歌うかと思えば、鳥肌が立つ程引き込まれるterumiの声。そして、時に柔らかく、時に力強くと表現多彩なKeyのmeg。ジャンベの低音が一瞬にして世界観を広げてくれるサポートメンバーのヒロのアンサンブルが会場全体に響き渡り、とても心地よい。

観客もゆらゆらと体を動かしたり、手拍子をしたり。でも、ずっと笑顔で楽しんでいる様子。堂々としたライブパフォーマンス、そして、着実に成長し続けている彼女達の姿がとても輝いていた。
<text by:akane>

tick
気がつくと、1曲目”君となら”が始まり、vo.ノブの声が広々と野外の会場に響き渡っていた。ちょっと雨が降りそうな曇り空だったが、4人の演奏に合わせてさわやかな風が時おり吹き、ステージ上のセットである木樹もそよそよと揺れていた。

途中のMCで、Key.Donnyが野外イベントならではの注意事項を、まるで係員の様にたんたんと説明する姿に会場からは笑いがこぼれた。響き渡る歌声にちょっと緊張感をともなってライブを見ていたお客さんがほっとしたようで、初めてtickを見る人の心もぐっと近くにつかんでいる様だった。

イントロでピアノが気持ちよく旋律を奏でる曲”何度でも”は、5月に出たシングル曲で『ダウンタウンDX』の6,7月度エンディングテーマになっているそう。(この事もMCできっちりとインフォメーション。)後半も、ボーカルを前面に打ち出した楽曲がつづき、野音の気持ち良い環境の中で、この歌につつまれたらそりゃぁ気持ち良くなるに違いないと確信した。
<text by:tody>

BLUESTONE COMPANY

もはや雨なんてすっかり忘れてた?12:30頃。カンカン照りで元気な太陽に負けてない、(愛を込めて)元気なおじさん達、登場です。 ギターとベースとドラムだけの、逃げも隠れもしないシンプルな構成でインストながらも煽る煽る!盛り上げる!!さすがの貫禄です。 酒井ヒロキ、一二三、tickとゆったり聞かせるアーティストが続いたからか、客席も待ってましたとばかりに立ち上がって踊るし、袖では子供達が音に合わせて楽しそうに踊ってるという、微笑ましい光景が。山じゃなくてもこれぞROKKO SUNな自由な感じになってきたなー。

「僕らCDも絶賛発売中なんで。早よ買わな生産中止なるで〜」とか「体重5人分やけど3人でおとどけします」とMCでも爆笑を誘ったあとは、お昼間っからスローブルース『Worried Life Blues』で気持ちよ〜くさせ、最後にはまたアッパーなナンバー『Valle Colorado』でご機嫌に! 「今日はtickとか若い人とも友達になれたし、良かったわ〜」いやいやこちらこそ、大人のロックの魅力を発見出来て楽しかったです!
<text by:chii>

ハンバート ハンバート
よく晴れた日曜日。 ROKKO SUNにハンバートハンバートが2年ぶりに帰って来た!!! 個人的に大好きなハンバート。彼らのライブを見るのはすごく久しぶり。 ものすごく楽しみにしていた。

遊穂さんの歌声が、聴くたびに力強く、そして凛となっている気がする。
良成さんの歌声が、聴くたびに自由で、そして柔らかくなっている気がする。

こんな言葉がよく似合う、そんな二人の音楽。 歌詞の世界観とか、醸し出す雰囲気が好きなのはもちろんのこと。 それが服部緑地の会場の隅々にまでじわじわと染み渡っている気がした。 みんなが二人の音楽に集中していた。 ほんわかした中に、聴いている人を「どきどき」っとさせる、 ピリっと良いスパイスを効かせてくれる。

そんな、いつも通りのハンバート。
そんな、私のココロをいつまでも掴んで離さないハンバート。
そんなハンバート、野外がとってもよく似合う。 次はどんな「どきっ」が待ち受けているのか、楽しみで仕方ない。
<text by:amari>


Pajaro Sunrise
降水確率100%というのが考えられない真夏の太陽が照りつける服部緑地野外音楽堂。 ハンバートハンバートのライブに沸いた会場に今回の出演者の中で、最も謎だったスペインからのアーティストPAJARO SUNRISEが一人、ギターを抱えてステージに。

たくさんのお客さんが注目するステージに見えるのは気弱そうで猫背な青年。 中央に置かれた椅子にちょこんと腰掛ける。 多くのお客さんが、その姿にアーティストとしてのオーラを感じなかったと思う。 しかし、ギターをつま弾き、声を発した瞬間に会場の空気が一変。 余りに圧倒的な声の魅力と美しくも憂いのメロディに、会場全体が惹き込まれて行くのを感じました。

99%のお客さんが彼の曲を知らなかったと思いますが、そんな事は関係なく、その場で産まれる生の音楽の力だけで会場を掌握。ヨーロッパ各地で大絶賛を浴びるその才能をまざまざと見せつけてくれました。 その日までの日本滞在で覚えた様々な大阪弁を駆使して、会場とコミュニケーション。 ライブ中にお客さんにビールを差し入れしてもらう等、リラックスした空間に響き渡った彼のソウルフルな歌声は多くの人のこの夏の大きなサプライズであり、大きなの思い出となったのでは無いでしょうか。
<text by:DAWA>

中納良恵GROUP
ステージに現れるとにっこりしながらにキーボードを叩き始めたよっちゃん。
さぁ今日は何を見せてくれるんだと思うとワクワクする。
じっと見ていると、自分が発する声を機械を使ってループさせ、それを重ね合わせて声だけでリズムとメロディーを作り上げる。
へぇ〜面白い!
「大阪!暑いねー!」地元でのライブを心から嬉しそうに感じているのだろう。 とってもいい表情をしている。見ているこっちも何だか高揚する。 手拍子を煽ってメンバーを呼び込む。

中納良恵GROUPの誕生。
その正体はドラムと鍵盤2つという非常にシンプルなものだった。

「エゴラッピンとは違う趣でゆっくり楽しんでもらえたら。」と本人も言うように全く違う、服部緑地のユルい空気感にぴったりな聞き心地の良い音が次々と奏でられる。 「ソレイユ」の途中からは陽が射し込み、「no place to hide」では曲のリズムに合わせたように大きく包み込むような風が吹き始め、「夢」ではうとうととまどろんでいる誰かかの寝息のようにシャボン玉が揺れる。 大地もこの音を感じているのだろうか。 自然と融合したようなステージを見て、心が豊かになった気がする。

また新しい中納良恵の新境地を拓いた記念すべきライブになったに違いない。 彼女は本当に無限大だ。
<text by:yukkie>


caravan
「調子はどうだい友よ」去年の六甲山でのライブからCaravanを心待ちにしていた人も多かっただろう。そんな今日にふさわしい一言"TRIPPIN LIFE"でライブが始まった。お客さんも、待ってましたと言わんばかりに、ステージ前のスタンディングエリアに詰めかける。

「こんにちはCaravanです。なかなか六甲山にはたどりつけないけど、六甲を想って」と披露された"Strange Garden" 。”ハミングバード”ではおなじみのギターイントロが流れた瞬間に歓声が沸き、自宅でレコーディングしているという新曲も披露された。Key.堀江博久/Dr.白根賢一/Ba.高桑圭という今回のバンドメンバーで奏でる”Bohemian Blues”は、それぞれの楽器がぎりぎりの所で主張し合い、本当にかっこいい。「今年は最後までできたよ(笑)」と”FREE BYRD”を演奏し、アットホームな温かさと貫禄を見せつけながらも、まだイベントは最後じゃないよと余韻を残したステージだった。
<text by:tody>

cutman-booche
「調子はどうやー!?」
「トリを飾れて嬉しいです!」
そうスタートしたのは、本日最後のアーティスト
「cutman-booche」

転換中に降リ始めた雨をも味方に付け、絶妙なグループで客席を1つに。自由席なのに全員がスタンディング、そしてハンドクラップが響き、たくさんの笑顔…
とてもピースフル。これぞcutman-boocheのライブ。
気がつくと雨が止み、少し夕日も顔を出した客席に向かって「ええ感じにビール飲みやがってー!」というMCが飛び出しながらも、居心地の良い音楽となごやかな時間が流れる。
FM802でヘビーローテーションになった曲「サイクル」のイントロが始まると、客席から大きな歓声が!
曲間で、「ありがとう!明日もがんばろう!」と繰り返し叫ぶVo & Gu ウリョンに、こちらこそ「ありがとう!」と言いたいのは私だけじゃないはず。

「聴いてくれる人がいる限り、音楽を続けていきます」
そう最後に言ったウリョンの言葉が、きっと全員の心に響いたに違いない。
<text by:osumi>

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