LIVE REPORT 2019

出演者の、そしてオーディエンスの期待に応えるように、昨年の涙の中止を乗り越え2年ぶりに開催されたROKKO SUN MUSIC! 曇り空から時折顔をのぞかせる太陽。これぞ自然と共存するフェスと言わんばかりに、移り気な天気も味方につけた2日間のライブレポートをご覧あれ!

7/9

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OA 酒井ヒロキ

オーディエンスが各々のペースで続々と入場する中、今年もシンガーソングライター酒井ヒロキの柔らかく穏やかな歌声と優しいサウンドが。「徐々に人が増えてきましたね。今年はいい天気でサクサク進み過ぎて不安です(笑)。みなさんもアイドリングしていってください!」と、さすがこのステージに慣れた常連アクトならではの余裕のMCで笑顔を広め、『Down to the South』『手と手』など、伸びやかな歌声が体と心をほぐし温めていく。「サビの部分を一緒に~」と、定番曲『ドリーマーズソング』のサビ「せっかくだから俺たち夢をみよ~♪」の練習を呼びかけるも、少々声が小さいオーディエンスに「リアルな反応ですよ(笑)、OK~!」とロックなOKサインを出したあと臨んだ本番、オーディエンスは大合唱! すると「なんと本番の時に強い人が揃っているんでしょう!!」と語る酒井の嬉しそうなこと。本編がより一層楽しみになるような手腕で、Welcome Music Actを見事に務めあげてくれた。

SET LIST

  • 01. 休日マイソウル
  • 02. Down to the South
  • 03. 矢文
  • 04. 手と手
  • 05. ドリーマーズソング

1. ワンダフルボーイズ

今年のトップバッターはやはり、このバンド! ライブの楽しさを伝えさせたら天下一品、ポップメーカー・Sundayカミデ率いる、ワンダフルボーイズ。いよいよ本編の幕開けと言わんばかりの高らかなサックスの音色が高揚感を煽り、触発されるように前へ前へとつめかけるオーディエンス。ワクワクしたり、ほんのりせつなくなるような楽曲が進むにつれ、色々な表情を魅せてくれるステージは、毎度のことながら飽きがない。そしてSundayカミデ曰く「見た人はちょっといいことがある」天と地を結ぶアクロバットヨガのポーズもバッチリ決まり、この日目撃できたことの喜びも尽きない。さらに「2019年にメジャーデビューしました。ワンチャンス、拾っていきたいと思います。42歳でメジャーデビューした人がいたら、飲みに行こうと言っといてください!」と巧みなMCに終始大爆笑の会場。生音ダンスミュージックに胸を躍らせ、するりと挟み込まれる楽しいだけのMCに心が弾む、笑顔溢れるハッピーな時間だった。

SET LIST

  • 01. 南青山2(インスト)
  • 02. CULTURE CITY
  • 03. ロックジェネレーション
  • 04. Back to the '95
  • 05. Louvre
  • 06. We are all
  • 07. Joy to the World

2. LOW IQ 01

音合わせのタイミングから待ちわびるファンを楽しませてくれたのは、今年ソロ活動20周年を迎えた“いっちゃん”ことLOW IQ 01。アコースティックスタイルで登場した本日、まずはメロディックでキャッチーな『Snowman』を。ハッピーな気持ちにさせつつ、しっかりと聴き入らせる。LOW IQ 01&MIGHTY BEAT MAKERSの同曲は、弾き語りだと心の琴線に触れるメロディの良さがより際立つようで、今日という日にもぴったりだ。中止となった昨年に出演予定だったこともあり、「昨年の倍返ししちゃいますよ。かといって曲数が倍になるわけでも声が大きくなるわけでもないけど、気持ちを倍返しで」となんとも彼らしい軽妙なMCでもオーディエンスとの垣根を取り払っていく。さらに、「俺は42歳でメジャーやめたね(笑)。ちゃんと(ワンダフルボーイズの)話も聞いてるからね♪」と、バトンを受けての見事なトークも。「人の曲の方がみんな知ってるでしょ?」とBRAHMANの『今夜』『Ansewer For』ではTOSHI-LOWのモノマネも披露! アーティストからも愛され続ける魅力がギュッと凝縮されたサービス精神満点のライブが、さらなる一体感を創り上げていった。

SET LIST

  • 01. SNOW MAN
  • 02. MAKIN MAGIC
  • 03. 今夜(BRAHMANカバー)
  • 04. Ansewer For (BRAHMANカバー)
  • 05. Delusions of Grandeur
  • 06. WAY IT IS

3. ハンバート ハンバート

肌寒い気温にも負けず、増え続けるオーディエンス。今か今かと待ち構える先には、ROKKO SUN MUSICといえばのハンバート ハンバートの姿が。登場するやいなや、彼らのライブの醍醐味とも言える、ほどよいユルさをまとった漫談のような掛け合いMCが、あっという間に会場の雰囲気を和ませる。そしてそのまま流れるように優しく披露された『Blowin’ In The Wind~結婚しようよ』のたおやかなハーモニーとメロディーがグッと心を掴んでいく。1本のマイクに2人が近づき歌う様はなんともほのぼのとさせる光景で、2人の空気感だからこそ生まれる楽曲は、けっして派手さはないかもしれないが耳を釘付けにする。特別なことがなくても愛が溢れているようなぬくもりを宿した楽曲群の心地よさに呼応するかのように、いつのまにか青空が! 現在開催中のツアー情報に、グッズの話など宣伝もきっちりしつつ、小さな子どもから大人までみんなが踊りだすラストの楽曲『ホンマツテントウ虫』まで、観ているだけで幸せな気持ちになれる素晴らしいパフォーマンスにはアンコールの声も!

SET LIST

  • 01. Blowin' In The Wind〜結婚しようよ
  • 02. ぼくのお日さま
  • 03. おなじ話
  • 04. 小さな声
  • 05. 長いこと待っていたんだ
  • 06. 23時59分
  • 07. おいらの船
  • 08. ホンマツテントウ虫

4. ReN

「やっとこれました! ギターと足元のLoop Stationを使い、音を積み木のようにして今日だけしかできない音を作りたいと思います!」と語るのは、大声援のなか登場したシンガーソングライターReN。憂いを帯びた歌声はクールでありながら熱を感じる。時に激しく、時に優しい、甘く艶めかしくもあり、そして切なげな。ひとりであるにもかかわらず、色んな音が重なり厚みを増したサウンドとたっぷりのグルーヴ感がなんとも心地よい。テクニカルな演奏に目を奪われるが、楽曲ごとに心を揺さぶる豊かな表現力、間の取り方もお見事だ。「まだまだ声だせるよね、みんなー。どんよりとした空を一緒に晴れにしよう」と披露された『Friends Forever』では、あたたかなシンガロングと手拍子が。思い思いのグルーヴで体を揺らし、声を出して応えるオーディエンスに向け、「またみんなと一緒に音を積み上げていけるように」と壮大なナンバー『Lights』を。音楽に対するひたむきさと、まるで子どものような純粋さ。楽曲を通し、さまざまな表情と思いが観られたライブに、さらなる可能性を感じさせられた気がした。

SET LIST

  • 01. Whant I'm Feeling
  • 02. Life Saver
  • 03. Illumination
  • 04. Umbrella
  • 05. Friends Forever
  • 06. Lights

5. 宇宙人(Cosmos People)

すっかり青空となった六甲山頂。続きましてのステージは、昨年ワールドツアーも大成功させた台湾からの使者、宇宙人(Cosmos People)! スター然としたボーカル&キーボードの小玉(シャオユー)を筆頭に、メンバーそれぞれができるだけ日本語で話そうとするも、「チャイニーズ、イングリッシュ、日本語ミックス。OK?」と、オーディエンスに笑顔で訊ねる様もチャーミング。エンターテインメント性に溢れたパフォーマンスで盛り上げ、強靭なビートとキャッチーでダンサブルなポップサウンドが持ち味の彼らの楽曲は、ノリどころが分かりやすく初見でも言葉が分からなくても、自然と体が動き出すグルーヴ感が満載だ。5曲目に日本語も交えて披露された、大滝詠一の名曲『幸せな結末』(中国語ver)は、オリジナル曲によりメロウさがプラスされたようなナンバーで、キラキラとした輝きをまといオーディエンスを多幸感で包んでいく。口ずさみたくなるポップなナンバーの数々と魅せるステージ、そして親しみやすい雰囲気。「音楽」という言葉で見事に国境を越えた彼らに、惜しみない拍手が贈られたのは言うまでもない。

SET LIST

  • 01. And You?
  • 02. PLAY ONE
  • 03. 高雄に行かなきゃ
  • 04. Summer Festival
  • 05. 幸せな結末(中国語ver)
  • 06. 一緒に走ろう
  • 07. Alone Together

6. bonobos

「晴れた! (天気は)日頃の行いっていうからね。俺の人徳っつーかね、自然までを味方につける(笑)」(蔡忠浩(vo&g))。うすオレンジ色の西日が強くステージを照らすなか、初日のトリを飾るべくbonobosがステージに! 神秘的な『三月のプリズム』でゆったりスタートしたこの日。とてもとても優しい温もりに満ちている楽曲が進むにつれ、聴けば聴くほど自然と力が漲るような不思議な感覚に浸っていく。いつも思うのだが、野外で彼らのライブが観られると、なんだかご褒美を得たような気分にもなる。メンバーそれぞれのテクニカルな演奏や繊細な音の重なり、豊かなバンドアンサンブル、厚みを増し放たれるグルーヴはさることながら、自然や開放的な雰囲気とbonobosの音楽の融合が、想像を上回る心地よさだからだろうか。アンコールに応え再び登場した彼らが披露したのは、お馴染みの『THANK YOU FOR THE MUSIC』。身構えずに、肩ひじ張らずに感じることのできる音楽の素晴らしさをたっぷりと体感させてくれたbonobos。キラキラとした輝きを帯びた音の余韻に浸りながら、彼らの姿が見えなくなるまで拍手と歓声は続いていた。

SET LIST

  • 01. 三月のプリズム
  • 02. Gospel In Terminal
  • 03. Cruisin' Cruisin'
  • 04. 23区
  • 05. アルペジオ

クロージングDJ 竹内琢也(FM802)

さあ、こちらも恒例のクロージングDJとして登場は、FM802『BEAT EXPO』でもお馴染み、フェスといえばDJといえばの竹内琢也。くるりの『琥珀色の街、上海蟹の朝』、EVISBEATS『いい時間』、小沢健二『今夜はブギー・バック』など、楽しみ疲れた体をほぐしてくれるような心地よいナンバーが流れるなか、「送り出しの時間なので、皆さん気をつけて帰ってくだ~い」との言葉通り会場をあとにする人、またまだまだ踊ろうと会場で体を自由に動かす人など、最後の最後まで良質な音楽とマイナスイオンを浴び自由に楽しみぬいた1日目も無事終焉。明日はもっと晴れますように!

7/10

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OA 酒井ヒロキ

前日に続き、晴れ間が見える空模様の下、「ROKKO SUN MUSIC」の“朝の顔”が観客をお出迎え。「電線の見えない空」の三拍子を背景に、各々がシート広げたりドリンクを買ったりと気分よく準備を進める。なかには「スタートアンドエンド」のリズムに合わせ早々にラーメンをすする強者も……。そして「手と手」では酒井もギターをかき鳴らし叫び、次の「ドリーマーズソング」では合唱も起して予熱完了! いよいよDay2が幕を開ける。

SET LIST

  • 01. 電線の見えない空
  • 02. 同じ空の下にいる
  • 03. スタートアンドエンド
  • 04. 手と手
  • 05. ドリーマーズソング

1. odol

2日目は彼らの新曲「眺め」でスムーズにテイクオフ。流麗なピアノから音を重ねるサウンドスケープは六甲山の自然となじみ、その気持ちよさに前方に人が集まり始める。すると「大人になって」から「four eyes」へ、規則的なリズムをスピードアップさせ深みへ。どこかノイジーさもあるギターなどで織り成すスケール感や、熱を帯びる歌声が観客を高まらせ、ますます人が舞台に吸い寄せられる。またメロディが層を作る「声」の浮遊感も極上で、遠くで泣く子どもの声も曲の一部のよう。そして「POSE」の生々しい言葉と鋭いバンドサウンドでうねらせたら、落差をつけ「虹の端」のやさしさとピュアネス。4声のユニゾンが染み込み開いた心には「光の中へ」のマーチングドラムやファルセットが突き抜け、荘厳さも清々しさもより一層だった。一曲ごとに抵抗なく心身を揺さぶり、わずか35分とは思えぬ満足度。一番手の見事なアクトは初見の人の脳裏にも強く刻み込まれたはずだ。

SET LIST

  • 01. 眺め
  • 02. 大人になって
  • 03. four eyes
  • 04. 声
  • 05. POSE
  • 06. 虹の端
  • 07. 光の中へ

2. SPiCYSOL

晴れ間を引き連れ現れると「Mellow Yellow」でいっきにムードを夏に変え、「BOHO」では強くなる日差しに比例して音圧も増すような感覚になる。そして8/7(水)発表のEP「EASY-EP」から新曲の連投へ! セクシーな歌声やギターで綴る「Traffic Jam」の爽快なドライブの情景、クラップにのってKENNYがステップを踏む「Fresh Go」のラテンのリズムなどで気分は夏ど真ん中になる。しかも「Fresh Go」が日本フレスコボール協会の応援ソングということで、KENNYがそのラケットでボールを観客のなかへと打ち込む“おまけ”まで……。だが、失恋の曲「SOLO」のせつないイントロが鳴り出せば、天気も思いのままに雲が空を覆うから驚き。最後もバラードの「Coral」で胸を強く締めつけ、さっきまでノリノリでエアドラムを叩いていた少女でさえもギュッとママの手を握り聴き入った。そんな姿は、彼らの豊かな表現が聴く者を確かに魅了したことを証明していたに違いない。

SET LIST

  • 01. Mellow Yellow
  • 02. BOHO
  • 03. The Night Is Still Young feat. Rude-α
  • 04. Traffic Jam
  • 05. Fresh Go
  • 06. SOLO
  • 07. Coral

3. TENDRE

14:00過ぎの太陽の下、気だるく心地よく「DRAMA」でリリック同様にするすると音楽を六甲山の景色に溶かしていくと、徐々に熱も上がり観客はバウンド&クラップ。さらに「DISCOVERY」のグルーヴにのる刺激的なシンセは警告音のような装飾になってどこか夜の感触ももたらし“Oh”のリフレインも耳に焼きつく。……かと思えば、さわやかな「SIGN」のポップサイドでリラックスさせ、距離感の近いMCでもほっこり。“叫んでもいいですか?”と“六甲山!”のやまびこにもトライして和ませる。そして続くのはスイートなハイトーンのボーカルで白昼夢を見せる「Night & Day」から、楽器の音が一つになって刻み高揚感を生む「DOCUMENT」。その高まりはコーラスやサックスが弾ける「RIDE」で最高潮に達し誰もが揺れずにはいられない。見れば後方エリアもハンズアップ! 滑らかでありつつ、スリリングかつダイナミックな音像はすべての人を大いに解き放ってくれた。

SET LIST

  • 01. DRAMA
  • 02. DISCOVERY
  • 03. SIGN
  • 04. Night & Day
  • 05. DOCUMENT
  • 06. RIDE

4. D.W.ニコルズ

リハーサルからリップサービス満点の彼らは本編も楽しさピカイチ! まずは「いいのかしら」の柔らかなサウンドと言葉遊びでアットホームな空気にすると、「フランスパンのうた」では“チャイナな旋律”、アフリカの楽器・カズーの音色、わたなべによる観客の持つ“パンのチェック”と一瞬たりとも目と耳を離せない。そして新曲「青い空」などのアップテンポなナンバーでさらにテンションを上げると、「RAIN」ではマンドリンが涼しげな響き。シャボン玉をのせ吹き抜けるそよ風にマッチする。そしてラストは「スマイル」で全員が“ハイリホー!”のハッピーなコール! 特にちびっ子のそれは今日世界一かわいいと言っても過言ではなく、曲名よろしく会場には笑顔があふれた。ちなみに終演後にも“写真、一緒に撮ろう!”と男の子が物販にいるメンバーのもとへ駆け寄ったり、子どもが落とした靴を拾ったわたなべが親子を追っかけたり……。温かな光景はずっと続いていた。

SET LIST

  • 01. いいのかしら
  • 02. フランスパンのうた
  • 03. 青い空
  • 04. はるのうた
  • 05. RAIN
  • 06. スマイル

5. 在日ファンク

本番前、演歌も轟かせたエンターテイナー・浜野が指揮者のように腕を振りバンドが吠えると、舞台前にはギュッと人だかり。そこから浜野のダンスとマイクスタンドパフォーマンスも華麗に「足元」で攻撃開始だ。エッジーなホーンと妖しげなギター&ベースが絡む「きず」では“きずきずコール”も起き、涼しくなってきた会場も再沸騰。ピアニッシモからのクレッシェンド にはゾクゾクが止まらない。そしてここで新曲を2連発! 「Show Your Power」は焦らしたっぷりのあとのサビに、堰を切ったように手が左右に振られてフェスの眺め。また“怒りだ、ファンクの原動力!”(浜野)と、跳ねるボーカルとドラムで進む「おかんむり」では盛大なハンズアップも……。さらに「京都」のトリッキーなコール&レスポンスで笑い叫ばせてから、「爆弾こわい」のスピードとパワフルな歌声で拳を突き上げさせ大爆発! 駆け抜けた全7曲で速くなった観客の鼓動はしばらく治まらなかったことだろう。

SET LIST

  • 01. イントロ
  • 02. 足元
  • 03. きず
  • 04. Show Your Power
  • 05. おかんむり
  • 06. 京都
  • 07. 爆弾こわい

6. NONA REEVES

今年の大トリは今日の六甲山を快晴にしたかもしれない、自称“持ってる男”・西寺がフロントマンを務めるポップンソウルバンド! 強い言葉で鼓舞する最新ナンバー「未来」で口火を切ると、“太陽が照らす場所”の詞のごとく17:30過ぎの夕日が会場を明るく照らす。そして「RHYTHM NIGHT」では、背負われた子どもの帽子が降り落ちるほどにファミリーまでも踊らせ、さらに「ガリレオ・ガール」から連続のパーティチューン。軽快なビートもメロウな低音ボイスも歌うギターも……全部がもれなく小気味よくクールで、観客は“Fu”の歓声をあげて絶頂に! だが、もっと!とばかりに加速して「数学教師」で吹っ切れさせたり、「NEW SOUL」のキャッチーなサビを頭でぐるぐるさせたりと引きつけ続け、西寺自身も“地球最高!”の咆哮だ。そして気づけば早くもオーラスの「Glory Sunset」へ。美しいピアノやコーラスで彩る壮大でロマンチックな音世界は会場の……そして心の隅々にまで広がり、夕暮れと共に「ROKKO SUN MUSIC 2019」はついに閉幕の時を迎えた。冷めることのない余韻に、感嘆のため息と“ノーナ最高!”の声が聞こえてきたのは言うまでもない。

SET LIST

  • 01. 未来
  • 02. RHYTHM NIGHT
  • 03. ガリレオ・ガール
  • 04. LOVE TOGETHER(Edit)
  • 05. O-V-E-R-H-E-A-T
  • 05. 数学教師
  • 05. NEW SOUL
  • 05. Glory Sunset

クロージングDJ 土井コマキ

NONA REEVESに続き“地球最高! 六甲山最高!!”と、関西の音楽好きにはおなじみの声と吾妻光良& The Swinging Boppersの「ご機嫌目盛」やKeishi Tanakaの「Just A Side Of Love」などで、1日を楽しみ尽くした人たちを音楽の魔法がとけぬように送り出す。なかには踊る女の子やラーメンを頬張る子どももいて名残惜しそうだが、これは「ROKKO SUN MUSIC 2019」が大成功だった証拠。もうこの瞬間から来年の開催が待ち遠しい!

  • Text by 小西麻美[7/6] , 服田昌子[7/7]
  • Photo by 渡邉一生